2008年06月23日

◆ レジ袋と紙袋

 レジ袋 が石油の無駄だというのなら、紙袋 ならどうか? ポリ袋をやめて、紙袋を使えば、問題は片付くか? 

 ──

 レジ袋を作るには石油が使われる。しかし紙袋ならば石油は(材料としては)使われない。たいていは古紙(百%)から作られるだろう。とすれば、資源節約の趣旨からすれば、紙袋でいいことになる。

 とすると、資源節約のための方針は、
 「レジ袋の有料化」
 ではなくて、
 「レジ袋を、ポリ袋から紙袋に替えること」

 であるはずだ。

 要するに、「レジ袋の有料化で省資源」という主張は、てんでおかしいわけだ。どうせ省資源を目的とするのであれば、「有料化」でなくて「紙袋の使用」でもいいはずだからだ。

 ──

 ただし、これに対しては、次の反論も予想される。
 「紙袋だって資源の無駄だ。紙袋を作るのにもいくらかはエネルギーが使われるし、紙そのものを無駄にしている。紙の無駄遣いをやめよう」


 しかし、ですね。ここでは紙は有効利用されているのだから、「無駄遣い」には当たらない。単に「文明の利器」にすぎない。
 そして、文明の利器はすべて何らかのエネルギーや資源を使うのであるから、「紙袋をやめよ」ということになったら、あらゆる文明生活はすべて否定される。自動車はいうに及ばず、エアコンも、パソコンも、電気冷蔵庫も、蛍光灯も、すべてが否定される。いずれも紙袋を上回る浪費だからだ。それでいいんですかね? 

 さらに言えば、紙袋のように有益に使われるものに比べて、完全な無駄と言えるものがある。それは「新聞のチラシ」だ。おまけで言えば、「新聞の(全面)広告」も、「テレビの広告」も、すべてエネルギーの浪費である。これらを全部削除すれば、莫大な量のエネルギーが節約される。
(たとえば 1時間のドラマが 中身 45分で、CM 15分ならば、CMを削除することで、テレビをつける時間が減る。)

 ──

 で、その結果は? 
  ・ 新聞社は広告収入が激減するので、新聞の値上げ。
   新聞の部数は極端に減る。
  ・ テレビは無料放送をやめて、有料放送のみ。
   民放はほとんど壊滅状態。


 こうなるわけですね。
 ですから、新聞社とテレビは、是非とも、こういうことを主張してほしい。具体的には、次のように。 
 「省エネをしよう! レジ袋の節約が大事だ。しかしもっと大事なのは、紙袋にすることだ。しかしもっと大事なのは、広告を減らすことだ。あらゆる広告を減らそう! その第一弾として、まずはレジ袋の有料化をしよう!」
 こうして新聞社とテレビの広告をなくす。

 で、結局、何が残るかというと、ネット広告だけでしょう。Google の一人勝ち。  (^^);

 ──

 結論。

  皆さん、次のように語りましょう。
 「レジ袋の有料化を、というキャンペーンによって、新聞社と民放の広告収入を断て!
 「広告こそ、最も省エネに反するものだ。その真実に気づけ! 広告でエネルギーを浪費する新聞社と民放を、ぶっつぶせ!

 [ 付記 ]
 それで、どうなる? たぶん福田首相がニンマリするでしょう。「しめしめ、うるさいやつがいなくなったぞ」と。   (^^);  

 ま、私もうるさいマスコミがいなくなると、せいせいするかもね。  (^^);
 ともあれ、お馬鹿なマスコミは勝手に自滅しなさい。私がそうするんじゃなくて、彼らが勝手に自滅するだけ。
 ともあれ、われわれがなすべきことは、「広告こそエネルギーの浪費だ」という真実を教えることだ。

( ※ だからといって「広告をなくすべし」と主張しているわけではないので、注意。形の上ではそういうふうに語っているが、ときどき皮肉を理解しないで、文面どおりに読んで、文句をつけてくる人がいるので、注釈しておく。私の趣旨は、「広告をなくせ」ではなくて、「文明人がむやみやたらと省エネにこだわるな」である。百の浪費をしている人が、わずか 0.1 の浪費を減らすことに血眼になるのは、馬鹿げている、ということだ。全体的な省エネをすることは大切だが、レジ袋有料化というスズメの涙にヒステリックになるのは、ほとんど精神病的な妄執にすぎない、ということだ。それが私の言いたいこと。つまり、「省エネ強迫神経症を脱せよ」と。)

 [ 補説 ]
 レジ袋の石油使用量は全体の 0.15%程度。それを全廃しても 0.15%の節約にしかならない。
 実際には、レジ袋がなくなれば、大型ゴミ袋を使用したり、部屋用の小型ゴミ袋を使用する。私に限らず、たいていの人がそうする。だから、レジ袋をなくしても、 0.15%の節約は不可能だ。
 また、ゴミを出すとき、小さなレジ袋のかわりに大きなゴミ袋を使うことにするなら、石油使用量はかえって増えることにもなりかねない。



 [ 余談 ]
( ※ イヤミを一言。
 「マイバッグの使用を」などというのは、仕事をしないで買物ばかりをしている主婦の発想だろう。キャリアレディーの発想じゃないですね。マイバッグをもって会社に出勤するキャリアレディーがいるわけないでしょ。単純に言えば、「レジ袋の有料化」とは、仕事をしないで遊んでばかりいる無能な主婦の、お馬鹿な発想。……こんなこと言うと、猛反発を食いそうだが。 もうやだ〜(悲しい顔) 

( ※ だいたい、「マイバッグを使おう」という発想は何ですか。マイバッグというのを製造するには、レジ袋何十枚分もの石油が使われる。ポリエチレンよりもずっと高級な石油が使われる。省エネにならない。どうせなら、「一枚のポリ袋を何十回も使いましょう」と語るべきなのだ。それこそ、おばあちゃんの知恵だ。マイバッグなんて、カッコづけしないでほしいね。)

( ※ なお、私はどうするか? レジ袋が有料化されたら、ゴミ袋を買います。ゴミ袋なら、ずっと大きくて、価格も高くない。そして、ゴミ袋に買物を入れて、レジ袋がわりにします。結果として、省エネにならず、エネルギーの無駄になるが、構うことはないさ。お馬鹿な主婦たちが節約した分の何倍も、私がたんまりと石油を浪費してやる。ざまあみろ。  (^^); )

( ※ ただし、お馬鹿な主婦たちは、私が浪費する分の何十倍も、自家用車やファッションなどでエネルギーの浪費をするはずだ。私は 0.3% ぐらいを浪費するが、彼女たちはその何十倍も浪費する。……とにかく、そういうものです。現代人は、エネルギーの浪費を避けられないのだ。これは宿命である。)
 


 【 関連項目 】


  → レジ袋の有料化と万引き
  → レジ袋の有料化
  → 石油節約
  → 環境ブラ

  ※ 最後の「環境ブラ」の 写真 を見るといい。
    かわいい女の子が「No! レジ袋ブラ」というものをつけている。
    これは「マイバッグ」なんかよりもずっといい。キャリアレディー
    にも向いている。……しかし、である。本当に省資源を狙うなら、
    彼女は、「No レジ袋」にするのみならず、「No ブラ」にもする
    べきではないのか? それでこそ、省資源になる。  わーい(嬉しい顔)
 
posted by 管理人 at 17:45 | Comment(5) | エネルギー・環境1
この記事へのコメント
とある工場の省エネ調査のお話です。
笑い話のようですが、実話です。

経産省「この3.7kWのモータのインバータ化は検討していますか?」
※ちなみに定トルクで使用しているモータ
私「この工場には3000kW以上の大型モータがありますので、そちらの省エネを優先していますので、考えていません。」
(内心)定トルクをインバータ化してどうするんだ?
経産省「あなた方は、大きな物ばかり注目して、小さなモータに注目しないから省エネにならないのでは?」
※実際は5年前よりも省エネできてます。
私「今後の課題にします」
(内心)木を見て森を見ない人だな〜

今、考えてみるとお役人様は3.7kWモータの省エネについては、若干知識があったのだと思います。ただ、3000kW以上のモータで具体的に何をしたら省エネになるのかご存じなかったのでしょう。でも、コメントは言いたい。こんな事の繰り返しで、意味を成さない省エネ運動が展開しているような気がしています。
Posted by yochi at 2008年06月24日 00:52
紙袋に広告を載せたらどうでしょう。広告を持参すると割引になるなど特典があれば利用率も高くなるでしょうし、かつ持ち帰り時に袋として使えます。折り込み広告よりずっと役に立つかもしれません。
Posted by たくぼう at 2008年06月24日 13:46
勇んで購入し使用した妻の「マイバッグ」、
意外に早くダメになっています。
すぐにほつれて破れて使えなくなって。

レジ袋より余程資源の無駄になっているように思います。
Posted by けろ at 2008年06月25日 00:40
以前のエントリから疑問に思っていたのですが、レジ袋を貰わなくても、わざわざ「マイバッグ」を買わなくても、みな代用品となり得るものは持っているのではないかと思うのです。要は、モノを入れることができる袋(「袋」に限る必要はないですが)であればいいだけですし。
買い物だけでなく、図書館で本を借りる、クリーニングを出す・引き取る、などなど、日々の生活で「袋」が必要になる場面があると思います。もしそこで何かを使っているのであれば、それをい物時にも使えばいいだけではないかと。
Posted by YOU at 2008年06月25日 21:19
今、世界中で一番面白い(面白いのい本来の意味、目の前が明るくなる)ブログなので、門外漢の私がチョコチョコ、コメントするのは気が引けるのですが・・・。

私は以前、西ドイツに留学していたことがあります。でも、文化、生活様式で興味があったのは、東側でした。
買い物にいっても、ものがない・・・。
でも、DMとかをちゃんと、裏から出してくれました。
予断は置き、ポリ袋ですが、当時、ポリ袋なんて
ありませんでした。紙袋か自分の布袋です。
形は今のエコバックに似ています。
物がない世界でさえ、万引きはありました。
なんどか、結構普通に自分の袋に入れてましたから・・・。
どんな袋等にしたにせよ、万引きは減らない。
万引きの本質は、その動機ではないかと思います。
単純にスリルを楽しんでいるのか、本当にお金がないのか、何か心を病んでいるのか・・・。
何故起こるのかは実験をしてみないと分からないと思います。
小売業などは廃棄せざるを得ない(Loss)がでるのですから、それをFree of chargeのかごに入れ
置く・・・。お金のが動機の人はそれを自由に持っていけばいい。
人のものはとってはいけないと・・・と教えない教育制度の国ですから、倫理観の欠如による、企業のLossも最終的には広く社会的なコストなのかも知れないのかもしれません。もちろん、これが良いことではありませんが・・・。
Posted by 山本京 at 2008年06月28日 23:01
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