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乗り方の基本は、セグウェイと同じ。人が体を前後に傾けると、それを検知した機械が、その方向に移動する。(朝日・朝刊 2008-08-02 )
記事と写真は次の通り。
トヨタ自動車は1日、都内で記者会見を開き、1人乗り充電式2輪車「ウィングレット」を開発したと発表した。米社が販売して話題になった「セグウェイ」を小型にしたような乗り物で、足が不自由なお年寄りらが楽に移動できるようになることを目指している。──
( → 記事・写真 )
他にも写真があり、それを見ると、女性が2輪車の上に乗っている。上記の写真とは違って、「杖」のようなものはない。ただし、上記の写真では、「杖」のようなものがある。その点では、セグウェイそっくり。
速度は時速6キロだというから、歩道を走ることはできる。(そのために時速6キロにしたのだろう。)
しかしそのかわり、速度が遅すぎるという欠点もかかえてしまった。(セグウェイは最高時速 19キロである。 ( → Wikipedia )
ただし、トヨタのやることだから、価格が大幅減になりそうだ。セグウェイは、米国で 90万円程度らしく、日本では 100万円程度。( → 日本の販売店 )
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さて。これに対する評価をしてみよう。
(1) 名前が悪すぎる。「ウィングレット」というのは、飛行機の小翼のことだ。( → 該当項目 )……これじゃまるで、「尾翼」とか「垂直翼」とか「補助翼」とか、そういう名称を付けるのにも等しい。何だって飛行機の部品の名前を付けるのか? 気違いじみている。二番目は「プロペラ」とか「スチュワーデス」とかいう名前にするんでしょうかね? 馬鹿丸出し。
(2) (記事によると)目的として、「足が不自由なお年寄りらが楽に移動できるようになることを目指している」ということは、気違いじみている。「足が不自由なお年寄り」というのは、普段はまともに歩けないのだから、足腰が極端に弱まっている。そういう人が、このような機械を使ったら、どうなるか? ふらふらとしてしまうので、機械が前後に往復してしまいそうだ。そのうち揺り戻しがついて、体が妙にふらついて、ひっくりかえってしまう可能性もある。危険。
そもそも、足が不自由なお年寄りには、電動車椅子みたいな形のものがすでに普及している。あれみたいに椅子がついていることが必要不可欠だ。当り前じゃないですか。
今回の機械みたいなものは、足腰の強い若者には面白いが、中年以上の人には向いていないですね。私だって、若者じゃないから、使いたくない。歩いている方が安全だし。メタボ対策にもなるし。中年以上の人には使いこなせないと思いますね。(小泉首相も、ブッシュ大統領からプレゼントしてもらったのに、いっぺんしか使っていないらしい。)
(3) 「空港の施設内の移動に使う」などという用途が語られていたが、持ち運びして使うとしたら、あまりにも重すぎる。12キロぐらいあって、手で引っ張っていく形で転がすらしいが、それでも重すぎる。……とすると、個人で運搬するのではなくて、空港の施設内に常置して、一時的に貸し出しするぐらいのことだろう。しかし、重たいバッグなどの荷物を持ちながらフラフラして、こいつに乗るというのも、難儀である。私だったら、怖くて、乗れませんね。それだったらまだしも、赤帽に荷物を運ばせてチップを払う方がマシだ。ずっと楽だし。
(4) そもそも、こいつよりも、はるかに便利なものがある。それは「ローラースケート」だ。あれは便利なんですよね。通勤・通学の途上に使っている人を見たことがあるが、自転車みたいなスピードでぐんぐん走っている。つまり、性能的に言って、スピードがはるかに上。また、持ち運びが容易。重さ1キロもないですから。しかも、値段も高くない。おおざっぱに言って、1万円前後だ。( → 価格com )
ローラースケートの方がずっといいですね。 ( ただし、使える場所はかなり限られる。その点は、セグウェイも同様だが。 → 参考サイト )
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結論。
セグウェイの小型版なんて、ただの物真似であり、発想からしてペケである。独創性の対極。「猿真似日本人がまた真似して安いものを作ろうとしている」と軽蔑されるだけだ。
ま、トヨタが「自動車以外のハイテク交通器具」を作ろうとしているのは、方向性としては間違っていない。しかし、そのためには、「他人の物真似」なんかしていては駄目だ。自社の「一人乗り自動車」というロボットタイプの方が、はるかにマシだ。……とはいえ、あれは高価格すぎて、売れそうにないから、こっちに転換したのかもしれないが。
とにかく、戦略的な思考が全然できていない。どうせやるなら、「3人乗り自転車」の電動モーター版でも作ってほしいですね。子供二人と荷物を載せて困っている母親の役に立つ。
あと、電動ゴーカートみたいなものでも作ってみたらいい。売れるかどうかは知りませんけど。太陽電池を使うようにすれば、「太陽電池オタク」がだまされて買ってくれるかもしれませんよ。朝日あたりが「エコ自動車」と大々的に持ち上げてくれるかもしれない。「莫大な補助金を出せ」とかね。 (^^);
【 参考サイト 】
→ 詳しい紹介
→ トヨタの車椅子ロボット
こっちの方が、高齢者・障害者向けとしては、まともであるが……とはいえ、重心が高くて、ダサイですねえ。電動ゴーカートみたいなものはできないんでしょうか? 人間も荷物もいっしょに運べるカートみたいなのがいいんですけど。……たとえば、次のようなもの。
→ 電動ゴーカート (激安輸入品・完売), 英国版
→ 米国版 電動ゴーカート
少なくとも、足腰の弱ったお年寄り向けなら、こっちの方が百倍もいいですね。トヨタの考えていることは、わけわからん。
→ 18歳の作ったもの
これは、セグウェイの一輪車版みたいなもので、18歳の生徒が作ったもの。トヨタのよりも、ずっと独創性がありそうな感じ。トヨタはこの子に教わった方がいいかもね。
[ 余談 ]
実は、トヨタの意図は、「セグウェイを作ってみたい」というトヨタ技術者の物真似願望を満たしただけだろう。それが本音。ユーザー無視で、技術者の独りよがり。
ついでに、お馬鹿なマスコミをだまして、宣伝する。アホなマスコミが釣られる。……「釣り」ですね。)
Don't feed the trolls.
(直訳:「釣りをしたがる馬鹿に、餌をやるな・増長させるな」
意訳:「釣りを真に受けて反応するな」)
【 追記 】
世間の反応を探るためにネットを検索してみたら、2ちゃんねる(の転載)が見つかった。下記。
→ http://turenet.blog91.fc2.com/blog-entry-2942.html
内容は、次のようなもの。
「さすが盗用多だ」(トヨタ、のだじゃれ)
「これ、掃除機か?」
「車輪が小さいので、段差を乗り越えられない。こける」
《 私見 》
段差については、「段差のところでは降りればいい」という意見もあったが、降りたり乗ったりが面倒そうだ。また、いちいちストップするときも、ブレーキがないから、急停車が面倒そうだ。自転車みたいに片手でブレーキ、というわけにも行かず、全身でブレーキをかける必要があるからだ。……となると、これ、相当に運動神経を使いそうですね。歩くよりもはるかに大変そう。下手をすると、ぎっくり腰になるかも。
となると、運動のためのダイエット器具としてなら、使えるかも。Wii Fit みたいなものだし。(胴体を揺らす運動になる。)
しかし、である。どうせなら、歩いたり走ったりする方がいい。運動をするために「歩かないで済む機械」というのは自己矛盾。かといって「歩かないで済む機械」を目的とするなら、「ストップのたびに急激運動」なので、大変だ。……自己矛盾みたいな機械。
[ 付記 ]
実際の動画が公開されている。
→ 紹介サイト
これを見ると、オモチャとしてはとても面白そうだ。若者にとってはローラースケートのかわりとなるようなオモチャになりそうだ。電動ローラースケートという感じ。面白そう。
しかし、実演を見てもわかるが、利用者は運動神経のよさそうなインストラクターだ。どうせなら、ヨボヨボのおばあさんにやらせてみればよさそうだが、そんなことをしたら、大変みたいですね。 (^^);
やはり、運動神経のいい若者向け。用途は、歩行支援ではなくて、オモチャ。……しかし、ただのオモチャに数十万円も払う価値があるのかどうか。…… 一番安い軽自動車( 58万円)よりも高価になりそうだ。どうせなら、約 60万円の電気自動車の方がいいですね。( → ライト・コミューター 追加情報1 )
【 関連項目 】
→ ウィングレットと身障者 [ 重要 ]
→ ウィングレットとソニー技術
→ ウィングレットの Wii 版
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