普通のキーボードの配列は、QWERTY 配列と言われる。
しかしこの配列は、打ちにくいことで有名だ。そこで「わざと打ちにくく配列したのだ」という俗説が生じた。「さもないとタイプライタのピンがからまってしまうからだ」という理由だ。
しかし、ヒモがからまるならわけがわかるが、ピンがからまるとは、これ、いかに? どうも不自然だ。
そこで、合理的な説明を与えた。衝撃の説明。話は長いので、単独のページで示した。
→ キーボードのキー配列(歴史)
2005年07月05日
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上記コメントでリンクしてあるページは、私の「キーボードのキー配列(歴史)」というページで、もともと紹介しています。記述した際、ご連絡しませんでしたが、いろいろと参考になりました。ありがとうございます。
安岡孝一さんのページは、文字コードでも初期のころから有名で、私のサイトの文字講堂( http://hp.vector.co.jp/authors/VA011700/moji/code00.htm )でもリンクしています。
私や他の人の文字コードのページは、安岡孝一さんの情報よりもずっと後に出てきたもので、いろいろとお世話になっています。後輩の一人として、この場でお礼を述べさせていただきます。ありがとうございます。
で、南堂さんの「キーボードのキー配列(歴史)」を読みかえしてみたのですが、うーむ、《初期》において「M」が下段にあったという説には、やはり私は抵抗を感じます。というのも、1872年から1882年頃までのタイプライターにおいては、「M」は「L」のすぐ右にあったことがいくつかの文献からハッキリしており、しかも現代のAZERTYにもその名残が見られるからです。よければ私の『キー配列の規格制定史 アメリカ編』(↓の「安岡孝一」からリンクしておきます)もお読みいただけると幸いです。
管理人(南堂久史)です。
コメントの件はごもっともですので、ご指摘を受け入れて、その旨を注記・修正したいと思います。
私の主張は、Mだけにこだわっているわけではなくて、AB〜MNまでの14文字までのグループ全体ですから、最後のあたりの1字〜2字程度のズレは、特にこだわりません。
もともと、MとNは何だか不自然な気がしていたので、安岡さんのご指摘を受けてうなずけます。というのは、セミコロンとコロンの位置が不自然だからです。この二つの文字の位置配置は、どうもよくわかりません。
以上のことをかんがみて、近く、注記・修正したいと思います。
印字棒(タイプバー)は絡まりはしませんが、輻輳して抜き差しならない状態にはなります。
タイプバーは先っぽに活字があり、もう片方の端は熊手様に束ねられています。キーをタイプすると、束ねられた方を支点としてバーが起き上がって紙をタイプし、その後もとの場所に戻る様な仕組みになっています。
バーが戻りきらないうちに別の文字をタイプすると、そのバーも印字箇所をめがけて突っ込みますので、バー同士が衝突・接触して動かなくなることはあります。
そういう経験から私自身は「わざと遅くした説」で納得していました。
管理人です。
なるほど。そういう意味だったんですか。
この件も参考にさせていただきます。情報をありがとうございました。
ただ、電動タイプライターでは印字ヘッドにゴルフボール状のもの(これが廻転して印字)が使われていましたので、この種のトラブルは無かったように記憶しています。
これからすると、体験的に納得できた「わざと遅くした説」にも難点がありそうですね。