通常は、「データのバックアップ」が指摘される。これは基本中の基本なので、ここでは説明しない。問題は、「システムのバックアップ」だ。
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システムのバックアップについて、細かな話は、先に「バックアップの話」というページで記述した。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/greentree/koizumi/79backup.htm
しかし、これは、かなり古い話。当時とは状況がかなり変わってきている。そこで、新たに記述しよう。
「システム・バックアップのソフトは、1万円以上して、高価すぎる。しかし、HDに付属のバックアップソフトならば、2000円ぐらいの割り増し料を払うことで買える」
という趣旨の話を述べて、これをお勧めした。
しかし、現在では、事情がいささか異なる。その趣旨の話は確かにその通りであり、この事実は変わっていない。これはこれで悪くははない。ただし、もっといい方法が出てきた。それは、
「格安品のバックアップソフトを買う」
ということだ。具体的には、格安ソフトで有名なソフト会社から、次の製品が出ている。
会社名 ソースネクスト
商品名 Acronis True Image Personal
サイト http://www.sourcenext.com/products/trueimage_p/
価格 ダウンロード版 約2000円 (メーカー販売価格)
スリムパッケージ版 約2000円 ( amazon 価格。送料込み。)
(店頭ではもっと安いところもあるだろうが、200円程度。)
( amazon 以外では、送料が 500円前後。)
システム・バックアップに関する限り、これで十分だ。
これでできないのは、「差分バックアップ」。ゆえに、頻繁なバックアップには向かない。だから、企業ユーザー(業務用)には、適さない。とはいえ、普通の個人ユーザなら、これで十分。
これを使った場合、コピーしたデータは、外部(記録メディアかHD)に保存するのが普通である。ただし、Cドライブ自体に保存する、という手もあるかもしれない。HDが壊れて起動しなくなっても、コピーデータがCドライブに残っていれば、それを利用することが可能だ。たとえば、壊れたシステムファイルの入ったCドライブを取りはずして、別の新しいHDを取り付けて、そこで新規にシステムを立ち上げてから、壊れたCドライブのデータファイルだけを利用して、新しいHDの戻す、というわけ。
通常、Cドライブが壊れるのは、システムファイルだけだから、この方法で何とかなるだろう。
( ※ もちろん、Cドライブが物理的に壊れた場合は、別。ただし、その場合は、パソコン自体が全部壊れる可能性もある。本格的にバックアップするなら、外部のメディアに保存するしかない。しかし、その場合、保存するには、ものすごく時間がかかるはずだ。……ま、バックグラウンドで実施することも可能だが。)
ま、バックアップ先は、各人各様で、お好みでいいだろう。大事なのは、とにかく、バックアップを作成しておくこと。
一般的に言って、パソコンは、2〜3年ぐらいでは、あまり故障しないが、3年ぐらいたつと、故障の可能性は高まる。特に、HDが。使用して、2年ぐらいたったパソコンがあったら、なるべくバックアップを作成しておいた方がいいだろう。
ただ、本格的に壊れる前には、何らかの前兆があるのが普通だ。「最近、ちょっとおかしな動きが多いな」と思ったら、壊れる予兆だと覚悟しよう。……とはいえ、前兆なしに、いきなり壊れることもあるが。
【 付記 】
市販のHDに付属のバックアップソフトは、お勧めしない。明らかに機能がずっと低いからだ。「パソコンの買い換え時」という一回限りならともかく、「故障したときの備え」という用途には向かない。
なお、市販のHDにも、同じソフトが同梱されている場合もある。ただしそれは、3万円ぐらいするような高級品に限られる。普及品には、まともなソフトは付いていない。
どんなソフトがあるか? 具体的に言うと、次のサイトに、製品別の対比表がある。(これはバッファローだが、IOデータの製品も、ソフトはほぼ同一である。)
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/catalog/item/h/hd-hfb/
【 注記 】
本項で推奨したソフトは、お金のない人向けだ。必要最小限の機能に絞っている。
お金のある人は、もっと高機能なソフトを購入するといいだろう。ただし、その余分の機能が必要である、という保証はない。機能がお蔵入りになる可能性もある。
なお、紹介に当たっては、ネット上の各種の体験情報を調査した。興味があれば、ユーザーが自分で調査してもいいだろう。私としては、その調査の手間を省くために、結論だけをここに記した。
私としては、別に、この製品を売るのが目的ではないから、読者が購入しなくても、何ら差し支えない。(私に amazon 経由で手数料が入るわけじゃありません。)
【 参考 】
バックアップの機能を使うことで、「旧型パソコンから新型パソコンへ」という「環境の移行」もできる。
さらに言えば、「新型パソコンから旧型パソコンへ」という「環境の移行」もできる。「何じゃ、それは?」と思うかもしれない。それは、「中古パソコンへの環境移行」だ。ネットではOSのない旧型パソコンを格安で売っている。ここで、CDドライブのあるパソコンなら、CDを経由して、別パソコンの環境をそのまま移すことが可能となる。(ただし WindowsXP だと、アクティべーション[認証]があるから、OSを無料で使う、というわけには行くまい。Windows98 だったら、昔の使わなくなって廃棄したパソコンのOSを使うことは可能だ。もしHDが残っていればね。)
【 情報 】
→ ネット上の参考情報
※
「これを買え」と勧めているわけじゃありません。念のため。本項はただの情報であり、アフィリエイト記事ではありません。(近ごろ、たいていのブログで、まぎらわしいのが多いですけどね。
私は後者なので、定期的なバックアップの方が重要です。HDにバックアップするならまったく手間はかかりません。
Acronis True Image 8.0なら差分バックアップ対応で、Vectorからのダウンロード版なら6000円で買えます。
初心者向きではないので、操作法などは記しません。
操作ミスの後は、再インストール・再設定の嵐の連続となります。(自業自得とはいえ、どこまで続く泥濘みぞ・・・の心境となります)
まあ、普通の人は手を出さない方が無難かも知れませんね。^^;