キーボード一体型パソコンというのがある。とてもハイセンスだ。
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGC-M73/
しかしこれは、リサイクルという面で、非常に問題がある。
──
どうして問題か? もちろん、すぐにわかるだろう。こうだ。
「キーボードは壊れやすいが、キーボードが本体と一体化されていると、キーボードだけ交換することが、不可能だ」
どうしても交換するなら、メーカーに修理依頼をすることになるが、費用は2万円ぐらいかかるはずだ。一方、4年落ちの中古価格では、2万円ぐらいにしかなるまい。だったら、キーボードだけ新品に取り替えても、まったく無意味である。
常識的に考えると、キーボードだけ壊れたこの種のパソコンは、中古市場に出すのが正しい。誰かがキーボードだけを解体して取りはずし、別途、別売り品のキーボードを使う。ただし、その場合、キーボードを取りはずしたあとは、きわめて醜い。危険ですらある。
また、中古市場に流れる分はごくわずかで、たいていの分は、「キーボードが壊れたから廃棄」というふうになるだろう。もったいない。
結語。
キーボード一体型パソコンというのは、リサイクルの面から見て、最悪である。キーボードは必ず、本体から分離していなくてはならない。
この条件を満たさないパソコン(上記商品)は、絶対に、買ってはならない。とてもデザインがよいので、「買おう」と思う初心者も多いだろうが、この手の商品は、一種の社会悪である。レジ袋なんかより、はるかに有害だ。
ついでに言えば、こういう商品を開発して販売するという会社は、時代から取り残された欠陥会社である。社会的意識が低すぎる。「売れればいい」というだけの発想。犯罪的。……こういう独りよがりの体質だから、結果的に決算が赤字になるのだろう。
( ※ ついでだが、どうせやるなら、「キーボード一体型パソコン」ではなくて、「キーボード収納型パソコン」にすればよい。液晶画面の下方または裏側に、キーボードを収納するわけだ。そのためのスペースは、簡単にあけることができる。)
2005年09月26日
◆PCリサイクル
posted by 管理人 at 00:47
| Comment(4)
| コンピュータ_01
知識と時間があれば、PCはミニタワー型の自作にかぎります。これならリサイクル重視・安定駆動型も意のままです。
デスクノートの操作感・シングルピース構成を保ちつつ「デスクトップ機に相応しいスペック」を載せるとなると、キーボードの下ではなく背面に機構を収納するのは必然なのかもしれません。
この設計思想から考えると「結局はノートPCと同じに扱われるべき」であって、キーボードが修理部品扱いになることもまた当然ではないかと思いました。
本製品に類似する製品コンセプトを持つ「ノートPC」は、果たして存在そのものが悪なのでしょうか。
この記事を読んでいて、少々考え込んでしまいました…。
http://ascii24.com/news/i/hard/article/1999/09/02/604227-000.html
キーボードが壊れただけで、「ジャンク品」という扱いになってしまった。哀れ。
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/81193519
USB キーボードを使えば入力はできるが、こわれたキーボードがついたままなのが、情けない。