2006年05月25日

◆ マークシート


 共通一次で受験番号のマークシートの記入漏れが多発しており、それを救済する措置が取られていたという。これに対して、賛否両論。「仕方ないな」と許容する立場と、「注意不足の受験生を甘やかすな」という批判論。
 → http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3297299.html

 ──

 私は賛否のどちらでもないが、批判論にはけったいな批判が見られる。

 一つは、「忘れるのはけしからん」と批判する人。読売の朝刊(本日)にある。しかし、忘れるというのは、何かをしているのではなくて、何かをしていなかったのだ。忘れようと思って忘れたのではない。「間違ったことをやるな」という批判は成立するが、「忘れるな」という批判は成立しない。だいたい、「忘れない方法」なんて、あるんですかね。そんな方法があるなら、誰も試験の暗記問題では苦しまないだろう。

 もう一つは、「受験番号ぐらいきちんと書け」と批判する人。読売夕刊コラム(本日)にある。しかしこの人は勘違いしている。受験生は受験番号をきちんと書いているのだ。ただし、受験番号欄の下に、マークシート欄がある。ここでマークシートを塗りつぶすのを忘れているだけだ。……というわけで、受験番号欄のことだけ書いて、マークシート欄のことを忘れている筆者は、その人自身が、記者として失格である。「マークシート欄への記入をうっかりしたから、その受験生を失格にせよ」と主張するのであれば、うっかりミスをした自分自身を記者として失格にする必要がある。

 さて。
 私の意見は? 「物事の本質を見よ」ということだ。そもそも根源は、マークシートなんていう非人間的なことをやらせるところにある。こういう非人間的なこと(機械の都合に人間が合わせること)を強要しておいて、それにうまく適合できなかった、という理由で、入学資格を喪失させるのは、どこか狂っている。
 そんなにマークシート欄が大事であれば、マークシート欄の塗りつぶし試験でもやればいいのだ。で、最も上手にマークシート欄を塗りつぶす機械的な馬鹿を合格させて、いちいち手間取るアインシュタインみたいな人はみんな落第させてしまえばいいのだ。

 マークシートなんていうのは、はるか昔に開発された、非人間的なシステムである。こんなものはさっさとお蔵入りにした方がいいですね。数字による記入にするべきでしょう。郵便番号読み取り機と同じで。
 ま、それでも予算の都合で仕方なくマークシート方式を使うというのであれば、それによる生徒への負担への救済があったとしても、当然であろう。

 大量の生徒が記入漏れをするとしたら、それは、生徒個人に欠陥があるというよりは、システムそのものに欠陥があるのだ、と見た方がいい。「何でもかんでも自己責任」という立場を取ると、政治というものの存在価値はなくなる。「人にとって優しい社会」というのを構築するのが文明社会だ。
 今の日本人は優しさを失いすぎている。「自分は健康だから病人や障害者のことなど配慮しない」とか、「自分は注意深いから、うっかりしやすい人のことなど配慮しない」とか。……しかし、そんなことをやっていると、あらゆる人間が社会に生存できなくなる。人間は機械ではないのだから、どこかで必ずミスをやらかす存在だからだ。たとえば、上記の読売の記者のように。

 自己に甘い人ほど、他者に厳しくなる。 (── この観点から、上記の記事を読むと、賛否両論とも、面白く読めます。その人の自惚れの程度がわかります。心理判定テストになりますね。白か黒か。塗りつぶしてみましょうかね。)

【 追記 】
 ま、具体的に妥当だと思えるのは、次の処置だ。
 「他の欄の記入ミスと同様に扱う」
 つまり、1問の記入ミスと見て、10点ぐらい減点する。他の欄でもそうでしょう。「一箇所ミスしたらすべて零点」なんていう欄はないはず。
 ついでに、配点も公表するべきだ。「受験番号欄への記入は、配点が10点」というふうに。……馬鹿げているけれど。日本人の馬鹿さ加減を示すのには、なかなかいい配点制度。
posted by 管理人 at 20:16 | Comment(19) | コンピュータ_02
この記事へのコメント
初めて書き込みをさせていただきます。

今年大学入試センター試験を受験しましたが、現在センター試験会場においては、試験監督官が各教科の試験開始前と終了直後に受験科目欄と受験番号欄のマークシート欄の塗り忘れが無いか確認するというマニュアルが存在します。従って、マークシート欄の塗り忘れは、単に受験生の不注意というだけの問題でなく、受験生が試験監督官の指示を聞いていないという意味で問題があるのではないかと思いました。確かに多い人で2日間に10教科も試験を受けるわけで、注意が散漫になることもやむをえないと考える見方もあるかもしれませんが、人生を左右するとわかっている場で、これだけ注意を受けた上での塗り忘れは自己責任とするしか無い様に思えます。
Posted by 元受験生 at 2006年05月25日 23:50
元受験生さんへ。
ずいぶんお若い方ですね。びっくり。検索でいらっしゃったのでしょうか? まさか本サイトの固定読者だとは思えないので。

さて。ご意見はもっとものようですが、これが「不合格」でなく「死刑」でも賛成なさいますか? 受験生全員にマークシートを強制して、塗り忘れた人は「指定に従わなかった」という理由で、不合格にし、同時に、死刑にする。かくて日本では毎年若者が七千人も死刑になる。

マークシートが強制でなければいいんです。それを避ける道を通ればいいんだから。問題は、強制であること。強制である制度は、「弱者への配慮」が必要なんです。

建前だけを重視して、人間的な優しさを忘れると、機械のような人間になります。この先、人生を誤らないでください。下手をすると、財務省の官僚みたいになりますよ。




Posted by 管理人 at 2006年05月26日 00:16
確かに「死刑」といわれると賛成しかねますね。
僕もセンター試験中の高揚した気分では他人の言葉が聞こえなくなったり、普段では考えられないようなミスをすることがあるというのは身をもって感じました。
しかし、大学受験というものの性質を考えたとき、大学に入ろうとする受験生は高卒で就職やセンター試験を経ない短大や専門学校に入ろうとする人よりも、高等教育を受けた一種の知識階層になると考えられ、将来重要な決断を下す立場に立つ可能性が高いです。
とすると、その適性を判断するのに、他人の指示を緊張する場面でも冷静に聞き、判断することが出来るという能力も必要と言えるのではないでしょうか。

とはいえ、この考え方は大学教育が限られたエリートのものであるということを前提としているため、大卒が一般化しつつある現代においては若干時代遅れであるかもしれません。
多くの若者が大学受験をする今となっては、忘れっぽい人などへの配慮も必要であるとする考え方にも一理あると感じました。
マークシートが強制である、とは実質的にマークシート、つまり大学受験を通らない道が少なくなっているという意味だと解釈してよろしいのでしょうか。
別に大卒が必要でない社会ならマークシートが強制、とはならないはずですので。大学を受験しなければよいのですから。

なお僕は2年前からの小泉の波立ち読者です。
受験勉強中も拝見しておりました。
Posted by 元受験生 at 2006年05月26日 00:52
「弱者救済(弱者への配慮)」と言えば、聞こえがよくなるようですが、根本部分で、これは「個人識別情報の入力」という問題であって、弱者救済と言う言葉で飾ればすむ問題ではないと考えます。

今回のような試験では、個人識別のためのプロセスとして、受験番号(数字記入)・氏名・受験番号(マーク)という3種類の入力を必要とされています。
この時、その一つのプロセスである、マーク入力を本人が忘れた場合、「配慮」と称して「管理者側」が代行入力することが許されるのでしょうか?

私は、許されないと考えます。

このような「入力不備に対する配慮」は、視点を変えれば、セキュリティシステムにおいて、仮に10プロセスが必要だった場合、そのうち9クリアしたとすれば、残りの一つについて「人間なら忘れることもあるから」と【管理者が】免除してしまうのと同一の性質です。
(また、パスワードの99%が整合していれば、残りの1%があっていなくてもOKにしてしまうとう考え方と同じです)

当然、管理者にはそのような権限はありませんし、このように、管理者が「管理を甘くする」ということ自体、許されるはずがありません。

実際、「弱者に対する配慮」と述べられていますが、何らかの障害などにより「正規の試験」を受けるには不都合のある人については、すでに別室試験など「配慮」は取られています。

今回のようなケースは、すべての受験者に平等に「3点入力」を要請し、かつ要請された受験者はすべて「3点入力を理解し入力できる」人のはずです。

このような状況下で、3点入力を怠り、個人識別情報に不足が生じている以上、それは、入力者のミスであり、このミスを管理者側で整合させる必要は無いですし、むしろ整合させてはいけないはずです。

ちなみに、私からすれば極論部分においても、「不合格」でなく「死刑」と定められているならば、それは「死刑」であっても当然だと考えます。

そもそも、その場合、受験者は「不適合時点で処分(死刑)になる」と入力時において認識しているのですから。

失格条項を認識していないで失格していれば別ですが、事前の告知等、受験生は明らかに失格条項は認識しているはずです。
この状況下で、失格条項に抵触したとしたら、それは抵触した受験生の責であって、抵触しているにもかかわらず、それを見過ごす(勝手に代行記入する)とすれば、それは管理者の著しい逸脱行為だと考えます。

極論で返すならば、
「ロック解除で入力ミスがあった場合、銃殺とする」という軍事的機密保持があったとしても、当然でしょう。
このような時に、「そんな銃殺なんてかわいそう」などと管理人は言われるのでしょうね。

なら、マイクロソフトのセキュリティホールなどの「人為的な欠落」も責めることは一切できないと思いますが。いかがでしょう。

管理人さんが言われるとおり、減点制なども考慮してもよいと思います。
が、今回の問題は、それ以前の「管理者が勝手に代行入力することは許容できるか否か?」という論点の方が重要だと考えます。
Posted by TAKE at 2006年05月26日 01:52
氏名か受験番号が書かれていれば、例えマークシートが塗りつぶされていなくとも、
識別情報それ自体に欠損は無い。
(氏名のみの場合は、同姓同名が存在すると多少厄介なことになるが)
だから「パスワードを忘れる」の例えは不適切である。
むしろキーを二つ押してしまうなどの「入力ミス」の類だ。

管理人氏が言っているのは「そもそも何のために試験をやっているのか」ということだ。
もちろん、優秀な人材を選ぶためだ。
「マークシートが苦手」というだけの理由で、将来有望な人材を捨てるのはくだらないことだ。
目的よりも手段を重視する事に、果たして何の利点があるだろうか。

例え話の方も、そこまでして守りたい機密にアクセスを許可するような優秀な人材を、入力
ミスがごとき些細なことで死なせるようなシステムなど、およそまともとは思えない。
かわいそうかどうかという感情論以前に、無意味にリスキーで馬鹿げたシステムだ。

そもそもマークシートを使う理由は、選ぶ側の省力化以外の何者でもない。
そんな瑣末な理由でふるい落とすことに、何のメリットがあるだろうか。
Posted by 社会不適合者 at 2006年05月26日 13:02
極論:「試験問題は100点。氏名と受験番号は
正しく記入あり」

このような人物を不合格にするかしないか?という議論はどうでしょう?

このような人物は実社会で軍事的機密保持を扱うような仕事は適しませんけど、大学に入学する資格はあると思います。
Posted by すめし at 2006年05月26日 16:42
 弱者救済云々の議論は見当違いであると思います。 受験のような緊張を強いられる場面において、受験番号を記入させておいてさらに該当する欄のマークを塗りつぶせと言う二度手間自体がシステム上の問題であると思えます。
 起こりうるミスを防ぐことと、もし起こった場合は不備を正すとともに、それによる不利益を救済する、それだけで良いのでは。
 その点を考慮せず自己責任と能力適正を云々するのなら、とってもアブナイことだと思いますよ。
Posted by がう at 2006年05月26日 19:04
> 「他の欄の記入ミスと同様に扱う」

知らないんで確かめたいんですが、「他の欄の記入ミスの救済」ってあるんですか? 

これ救済するためには、せっかく OCRが処理した原本を全量目視チェックしなくてはなりませんが。しかも、採点官 A氏がチェックした Bさんは救済してもらえたが、採点官 C氏がチェックした Dくんは記入ミスと気づいてもらえず、その差が合否を分けたなんてことになったりして。

「他の欄の記入ミスの救済」というのは事実上ないんじゃないかと思います。

ただし、結論は妥当と思いますよ。受験番号空欄で読めずというのは明らかにチェックアウトできるのだし、訂正してあげることは可能なんだから、一定点数の減点ってのがいいんじゃないでしょうか。

# 「一定点数」につきコンセンサスが得られないならしょうがなし。Out!
Posted by えむ at 2006年05月26日 19:43
元受験生さんの
> 他人の指示を緊張する場面でも冷静に聞き、判断することが出来るという能力も必要と言えるのではないでしょうか。

は、ごもっともですが、それなら「配点10点」のようにすればいい、というのが私の趣旨。
「資格喪失」にする(受験において死刑に相当する)ほどのことか、ということ。

> マークシートが強制である、とは実質的にマークシート、つまり大学受験を通らない道が少なくなっているという意味だと解釈してよろしいのでしょうか。

「国立大学を受験する全員に」という意味です。共通一次のない国立大学が半分ぐらいあるなら、問題はありません。また、共通一次が複数回あるなら、それも問題ありません。現状では、たった一回のケアレスミスが全部について致命的に影響する、という点で、非常に危険なシステムになっています。システムそのものに欠陥がある。

──

 TAKE さんのセキュリティ論ですが、ここでは比喩関係が成立していない、と見なせます。
 理由は、社会生活不適合者 さんが詳しく述べているので、私としては付け加えるようなことはありません。私よりもうまくポイントを突いていますね。

 なお、話を拡張すると、……
 エラー補正のない「厳しいシステム」は、しばしば立ち往生するから、実用性が低い。
 たとえば、新幹線の切符発券機で、入力の仕方をちょっと間違えると、そのたびに「発券停止」となる機械は、実用性が低い。「ここが間違えですので、ここを正しく入力してください」というふうにガイドの出る機械が実用的。
 「人間は必ずエラーをする」という前提でシステムを設計することが必要だ。いちいち立ち往生するようなシステムは使い物にならない。

 ──

 すめしさんの話も、なかなかいい話ですね。

 ──

 それにしても、今回は、コメントが秀逸なのが多いですね。読者のレベルの高さに驚きました。特に元受験生さんは、若い割に非常に頭が良く、将来に期待をもたせます。

 【 参考 】
 新たなニュース

 小坂文部科学相は26日の閣議後会見で、記入ミスを防ぐため、センターに解答用紙のマークシートの書式を見直すよう指示したことを明らかにした。
 「不公平につながらないよう、選択科目の記入欄などを工夫してほしいとセンターに指示した。まずはミスが起きないようなセーフティーネットを張るべきだ」と語った。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060526i404.htm
Posted by 管理人 at 2006年05月26日 19:50
某検定では問題文の前に「氏名を入力せよ」という一文があり、入力していないと軽い減点となっていました。その後、氏名の入力は1つの問題となり、減点幅も大きくなりました。氏名を記入しない人が多かったのでしょうが、何とも情けない限りです。


> 受験生は受験番号をきちんと書いているのだ。ただし、受験番号欄の下に、マークシート欄がある。ここでマークシートを塗りつぶすのを忘れているだけだ
これはどうかと思います。某検定では手書きで氏名等を記入する欄もあるのですが、両方書かなかった人もいました。マークシートだけでなく、受験番号も氏名も書かなかった人もいると思います。

1問5〜10点といった試験であれば、私なら
・受験番号記入忘れは4点減点
・氏名記入忘れは3点減点
・マークシート記入忘れは4点減点
・複数忘れたら減点を加算ではなく乗算
といった感じにします。
1つの書き忘れなら大したことはありませんが、
全部書き忘れれば4×3×4=48点で、大きなペナルティになります。5×4×5=100点でもいいかもしれません。
全部書き忘れるような人は、それを補ってあまりある才能がない限り、合格にはしたくないです。
Posted by のび at 2006年05月26日 20:08
セキュリティの問題というのではなく、

「(美談であれば)管理者が独断で代行入力してもよい」と言う点が問題だと思うのですが、なぜか、単に救済論だけで話を進めていて、この点の指摘に関しての意見が無いのが不思議です。

端的に、今回の行為をまとめれば、

「弱者保護」という「管理者の思想」に基づいて、
「何ら公式発表することなく」(改善することなく)
23年間、「公式発表と異なる運用を独断で行っていた」
かつ、「その事実を利用者は知らされていなかった」
となります。

これは、一見美談のように思えますが、
よくよく考えてみれば、非常に危険なことだといえます。

しかも「美談である」の一点で、この話を美化しようとしている周囲の人の考え方に、更なる危惧を感じます。

「エラー補正の無いシステムは実際運用が難しい」という管理人さんの意見は私も同意します。

が、エラーが発生しやすいシステムだと理解しているのに、「その事実を隠蔽し」、「管理人の独断運用でシステムと異なる方法によって処理している」というのはOKなんでしょうか?


私はこの点で、今回までのセンター試験の行為を許容することはできません。

『救済行為』を隠蔽し、かつ「内部での単独行為で処理していた」と言う点を、許してしまえば、どんなシステム・ルールであっても、「それが美談なら、ルールはいくら破ってもかまわない」となってしまうからです。

そもそも「入力方法に問題がある」というならば、23年間も極秘に救済するのではなく、明らかにした上で、速やかに改善を図っておけばよかっただけです。

これを隠して「現場での公式ルールと異なる運用で対応する」というのは、結局、ミスを隠してその場しのぎをしていただけではないのでしょうか?
このセンター試験の陰湿さが、私はどうしても許容できませんし、「美談だから」と許容してしまいそうになる周囲の人の考え方も、やはり、恐怖を感じます。
Posted by TAKE at 2006年05月26日 23:07
難しく書いていますが、
端的に言えば
「目的のために手段を正当化することは許されるか?」
ということです。

今回の問題は、「エラーが発生しやすい」なら「エラーが出にくくなるように」手段を変更しなければならなかったのに、「秘密裏にごまかした」と言う点。

この一点がある限り、たとえ美談であっても、正当化はできないと考えます。
Posted by TAKE(補足) at 2006年05月26日 23:25
> たとえ美談であっても、正当化はできないと考えます。

 それは論点にはなっていないと思います。賛否両論のうち、「賛成」論の人は今のところいませんから。(世間はともかく、本サイトでは。)

 本サイトでは今のところ、
 「賛否両論のどちらでもなくて、システム改善こそが本質的」
 というのが、だいたいの結論です。

Posted by 管理人 at 2006年05月26日 23:31
 他にもマークミスはありうるのに、公平性に欠けるという批判はないのでしょうか?
 たとえば、センター試験の「国語」は、同じ問題冊子に、現代文だけでも2種類の問題があり、どちらかを解答するかを自分の受験する大学の要求に添うよう選ばなくてはならず、また、古文のみを解答する人と、古文と漢文をセットで解答する人で、問題が違います。
 数学ですら選択問題がある。当然、どの問題を選択したかをマークしないと零点です。

 こんなわけで、うっかりミスは数限りなく存在していて、訂正し出すとキリがないんです。受験番号のマークミスだけを特別視する理由はないです。
Posted by Inoue at 2006年05月27日 02:35
はじめまして。いつも小泉の波立ちを拝見させていただいていますが、本当に勉強になります。これからもよろしくお願いします^^

さて、本題に入りますが、基本的には管理人様の意見に賛成です。システムの改善は必要だと思います。

しかし、救済措置に関して言えば、前提として「受験番号のマークシートの記入漏れ」が全て救済されているということが最低条件と思います。もし、「救済漏れ」があったとなるとそこで不公平が生じてしまいます。つまり、きりがないということです。管理人様のおっしゃるように「不合格」を「死刑」に変えたとして考えてみると、救済漏れの人は死んでも死にきれないでしょう。なんであの人は助かって私は死刑・・・と。

優秀な者を選抜するという主旨から言うのであれば、マークが全て1つずれてしまった不注意な天才を救済するのが社会のためになるのでしょうね。でもずれたという証明ができないからこの救済措置は当然ない。

システム改良はもちろん必要ですが、今回の救済措置に関して言えばルールどおりにするのが一番わかりやすいと思います。

来年もセンター試験があります。残念ながら例年どおりマークシートでしょう。賛否両論どちらでもないというのは一見スマートに聞こえますが、今そのように片付けてしまっていいのでしょうか。

批判論の批判ではなく、管理人様のまっとうな賛成論を期待しているのは私だけではないと思います。本当に賛否両論どちらでもなければ仕方がないですけど・・・。

では、乱文長文失礼いたします。

Posted by dpebe100 at 2006年05月27日 05:14
問題そのもののマークと違い、受験番号の場合
「誤解の余地が無い」
ため、他者が受験番号の記述どおりにマークする事に問題があろうはずも無い。
受験番号が書かれていないマークシートをエラーではじくのは簡単なので、救済漏れの発生も考えにくい。
そも「発生漏れがある」なら、ミスした受験者に負担を求めてでも漏れが無いようにするべきであって
「不公平があってはならないので救済はしない」
というのは本末転倒である。

そもこういった「救済措置」は美談だの感情論だのではなく、単なるシステム不備の尻拭いだ。
システムの修正に費用と労力を割かぬが故に発生した「自業自得」に過ぎない。
Posted by 社会不適合者 at 2006年05月27日 09:15
救済漏れはありえません。「マークシートの記入漏れには受験番号から記入する」という原則を立てるだけでいい。

仮に、この原則が守れないとしたら、システム運用に失敗したということになる。それは運営者の失敗であって、システムそのものが悪いわけではない。

運営者の失敗が考えられるからその方針を捨てる、というのであれば、マークシートそのものを全廃するしかない。

つまり、全部手書きに戻すしかないですね。その方がミスは増えそうだけど。……となると、入試そのものを全廃するしかない、という結論になる。皮肉。


Posted by 管理人 at 2006年05月27日 10:24
ご意見ありがとうございます。

救済漏れはありえないということは勉強不足でした。すいません。

>システムの修正に費用と労力を割かぬが故に発生した「自業自得」に過ぎない。

そう考えると薄い等で塗りつぶせていなくて、読み取れなかったものの救済措置も必要でしょう。

マークシート2管理人様のおっしゃるとおり受験番号がすでに印刷されたものを配布し、もうこれ以上は手を加えませんとしたほうが、わかりやすいと思います。

完全なシステムが出来ない以上、皆が納得できるかどうかが大切になると考えます。
Posted by dpebe100 at 2006年05月27日 12:13
今のマークシートが非人間的とのご意見共感します。少しは、人間的なマークシートをと願って、、お馴染みの○で文字を囲むマークをスキャナで読み取るソフトKantanMarkを開発し、ようやく発売しました。詳しくは、http://www.makotoken.comをご覧ください。
公開直後で、未だ、検索ソフトに登録されていません。
Posted by 長沼健二 at 2007年02月14日 21:24
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