前々日のマークシートの話の続き。
何だか波紋が大きいようですね。というわけで、話を続けます。
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(1) システム改善
理想の方法はわかっている。こうだ。
「受験番号とマークシートをあらかじめ印刷しておく」
番号が123456であるなら、その数字とマークをあらかじめ印刷しておく。それを受験生に渡しておく。(数枚のシートでもいい。)
伝票の帳票みたいなものです。裏に糊がついていて、それを貼りつける。
他にも方法はあるだろうが、似たようなものだ。
これ(あらかじめ印刷しておく方式)は、現実に、私大では実施されているそうだ。
連続番号の印刷というのは、40年ぐらい前の技術でできるから、(光学読み取りの)マークシートの使われた30年前でも、もちろん実施できていた。
※ なお、宅配便では、伝票番号とバーコードはもともと印刷されている。「正確にバーコードを手書きで記入してください。さもないと配達されません」ということはない。機械にできることは機械がやる。機械にやれることを人間がやれないからといって全部チャラにする、ということはあってはならない。
(2) 今回の処置
システム改善は上位の人が決める。下位の人にはなすすべがない。とすれば、どうするべきだったか?
私が課長クラスだったら、こう決めるだろう。
「エラーの補正は、できる限りやる。ただし、方針を明示した上で、エラーがあった人からは補正料金を徴収する」
補正の方式は、「余剰情報の記入」のみ。すでに書いてある欄の情報を、別の欄に記入する、という方式のみ。そのために、「余剰情報の記入」を積極的に推進する。(エラーチェックシステムの一つ)
たとえば、受験番号ならば、マークシートだけでなく、手書きも併用する。そのことで、(手書き情報による)補正を可能にする。
この補正は、機械または人間がやる。機械がやるなら、郵便番号読み取り機(と同じもの)で。人間がやるなら、現行通り。
郵便番号読み取り機を使った場合には、マークシートの番号との違いを検知できる。違いが発見された場合には、人間が事後的にいちいち個別に対応する。(どちらが間違っているかわからないので。)
以上のすべては、事務的な事柄であるから、受験の点数には反映しない。かわりに、事務手数料を徴収する。事務手数料を納付しない人に限り、点数をゼロにする。(事務手数料がゼロであるなら現行通り。本当は有料の方がいいが。)
※ 似た例に、郵便番号の書き間違えがある。読みにくい文字のせいで違う版後になったり、あるいは、数字が欄の枠外に印刷されたりする。こういうミスのある郵便物に対して、「配達しない」ということはせず、宛名が気にしたがって配達されるのが現状だ。ここでは、余剰情報による補正がなされている。……システムの運営の方法としては、これが正しいだろう。
※ 余剰情報がない場合には、エラーの訂正のしようがないから、どうしようもない。「簡単に訂正できるエラーは簡単に訂正すればいい」というのが原則。
2006年05月27日
◆ マークシート2
posted by 管理人 at 08:23
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| コンピュータ_02
この手の入力ミスは、人間には頻発する。
それを理解することが大事だ。
ついでだが、ATOK には、「版後」という文句が出てきたら警告するシステムを作ってもらいたい。そうすれば誤字が激減する。
エラー補正システムの充実は、社会を向上させるし、いろいろと便利になる。それが人間の知恵というものだ。
人間が機械に合わせるか?
機械が人間に合わせるか?
よく考えてみましょう。
当然問題文の途中にもその指示が必要です。
ただ、最近のニュース、耐震偽装を素通りさせた問題や、みずほ大量誤発注問題、例えば病院を訴えた裁判が実は時効だった、などを見ていると、名前書かなければすなわち0点!でいいような気もします。
たった一度で人生が変わることは、大学に限らずありえる話し出し、むしろ大学卒業者には、そういうものも要求されているでしょ?
欠席があるならコンピュータ側に欠席を入力しておくことで、順序性が保てます。
そうしたら、「人間が」本人確認しなくてもよくなるから余計な手間はなくなります。
と言おうとも、他の「人生が変わる」ような事件と本件には、何ら関係がない。
その理屈なら
「たった一度で人生が変わることは飛行機事故に限らずありえる話」
「たった一度で人生が変わることは医療ミスに限らずありえる話」
「たった一度で人生が変わることはストーカーに警察が対処しなかった事に限らずありえる話」
なわけですね?
「その件と全く関係ない事象を持ち出す」のは、典型的な詭弁の一つだ。
という方法について一言。
某大手受験予備校のセンター試験対策模擬試験では、最初に配布される解答用紙の束に、受験生が自分で記入する受験番号欄以外に解答用紙の通し番号とそのマークが入っており、それによって確認をしているようです。
受験番号を書いた用紙を配布してしまうと、その用紙の誤った配布があっても氏名によってしか確認できませんが、上記の方法なら解答用紙の誤配布は問題にならないはずです。
また通しの解答用紙の一枚でも受験番号等の記入があれば、他の解答用紙に書き忘れがあっても機械的に修正できるはずです。まあ一枚も書いていなければどうしようもありませんが。
ただしこの方法を導入するためには各教科ごとに解答用紙を配布するという現行方式を変更し、最初に解答用紙の束を配布しなくてはならないため、解答する用紙を間違える可能性という新たな問題が発生します。
しかし、実際選択科目記入欄があるのでこの問題は小さいでしょう。選択科目を記入する際に用紙間違いには気がつくはずですし、選択科目記入忘れはどっちにしろ救済法がありません。
どちらがよいかはやってみないとわからないような気もしますが、有力ではあると思います。実際に大手予備校で実行されているのだから、実現可能性は高いと思います。