2010年02月08日

◆ ノートPCと無線LAN

 ノートパソコンで、無線LAN の設定をするのは、けっこう面倒臭い。そもそも、基本的な流れが、わかりにくい。そこで設定の方法をわかりやすく解説する。

 ──

 ノートパソコン(2台目以降の導入)で、無線LAN の設定をするには、ノートパソコンだけをいくらいじっても駄目だ。1台目のパソコンをいじる必要がある。この点をミスすると、いつまでたっても、無線LAN の設定ができないままとなる。
 また、ノートパソコンの解説書をいくら読んでも、ノートパソコンにおける設定法が、もともと記述されていないこともある。(不親切ですね。)
 そこで、正しい方法を示す。以下の通り。

 ──

 《 基本 》


 (1) 1台目のパソコンで、ルータの暗号化キーを入手する。
 (2) ノートパソコンで、(1) の暗号化キーを入力する。


 ※ なお、アダプタ(無線の子機)は購入不要。
   たいてい、ノートパソコンの本体にその機能が付いている。

 ※ Norton のようなファイアーウォールソフトは、あらかじめ
   インストールを避けておくのが好ましい。(一時停止でもいいが。)

 ──

 上記の基本に従えばいい。具体的な手順については、以下を参照。

 (1) の暗号化キー 入手は、ルータの説明(ヘルプ)に従う。
 (2) の暗号化キー 入力は、ノートパソコンの付属解説書またはメーカー・ホームページの解説に従う。ただし、方法は一般的なので、次のホームページに従ってもいい。

 WindowsXP の場合
  → Lenovo PC の解説

 Vista の場合 ( Windows 7 も同様か?)
  → Allabout の解説

 ── 

 (1) は、バッファローの場合、次のような流れ。
    ( ※ 機種による操作法の違いあり)
  1. 1台目のパソコンで CD-ROM を起動 (SetUp.exe)
  2. 「エアーステーション設定」を選択。
  3. 子機を選択
  4. エアステーションの情報表示、を選択。
  5. 管理者のところで root と入力。パスワードは不要。
  6. 多くの項目から、「無線設定」のところを見る。
  7. 暗号化キーはいくつもある。暗号化レベルが異なるごとに、暗号化キーが異なる。
  8. 暗号化レベルがどれであるかは、クライアントマネージャーを起動して調べる。SSID の番号を見るとわかる。特に、TKIP の箇所。……この箇条、省略可。
  9. 前々の箇条(7)にある暗号化キーを見て、それらのデータをすべて、テキストファイルに記述する。
 その後、最後のテキストファイルをノートパソコンに移す。(メモリカードなどを使う。)
 ノートパソコンでテキストファイルを開く。 (2) の操作をしてから、TKIP に相当する SSIDの番号を見つけて、TKIP の項目を選択する。暗号化キーの入力欄が出るから、テキストファイルにある暗号化キーをコピーして、入力欄に貼りつける。

 ( ※ もしメモリーカードなどがなければ、コピーして貼りつけるかわりに、手書きで入力するが。……今どき、メモリーカードも USBメモリぐらい、誰だって持っているだろう。なければ買うべし。)

 ──
 
 暗号化キーは、暗号化方式ごとに、複数表示される。暗号化方式にあった暗号化キーを使わないと駄目だ。数字をちゃんと見て、どの SSID の番号がどの暗号化を示すか、読み取る必要がある。

 例。 39080832957239760762957930572374
    は TKIP だな、と理解する。 (なお、上の数字はデタラメ。)




 場合によっては、「メーカーの出荷時に戻す」という操作が必要なこともある。特に、Norton をインストールすると、こいつが悪さをすることもあるようだ。(無線LANの設定前には、Norton をインストールするべからず。Windows の簡易ファイアーウォールだけで十分だ。無線LANを設定したあとで、Norton でも何でもインストールすればいい。)

 ただし、Norton よりは、下記に無料ソフトの紹介がある。

  → 無料アンチウイルスソフト
  


 [ 付記1 ]
 デスクトップパソコンの場合には、上記のような問題はない。親機と子機とを同じメーカーのものにすればいい。あとはソフトとマニュアルに従って、簡単にできる。
 ノートパソコンの場合には、親機と子機とを同じメーカーのものにすることができない。そこで、本項のような解説が必要となる。
( ※ Mac ならば、こういう問題はない。)

 [ 付記2 ]
 暗号化の方式にはいろいろあるが、
    WPA-AES
 が最強で、それに次ぐのが
    WPA-TKIP
 である。( → 出典
 ただし、WPA-AES は新方式だけあって、マシンへの負荷がかなり高い。( → 出典 ) 従って、安価なノートパソコンには適さない。
 結局、WPA-TKIP がお勧めとなる。

 [ 付記3 ]
 無線LAN とセキュリティについては、高木浩光氏がちょっとした話を書いている。お暇があれば、読んでもいいだろう。
  → 無線LANのMACアドレス制限の無意味さ

 ※ 要点は、「まともな暗号化方式を使って、暗号化キーをちゃんと設定しておけば、それで十分」ということ。

 ( ただし、ファイアーウォールやアンチウイルスソフトは別の話。)
 
    
posted by 管理人 at 19:20 | Comment(3) | コンピュータ_04
この記事へのコメント
もろ2台目のパソコンの無線LANの設定ではまったので、みてみたがちょっと?

うちもバッファローだが、エアステーションの暗号化キーの表示は*****でテキストファイルに落としようがなかったはず。。。
いくらだメルコなバッファローでもそこはいやがらせのため(?)に表示しないはすでは?
Posted by papi2 at 2010年02月08日 22:16
> エアステーションの暗号化キーの表示は*****でテキストファイルに落としようがなかったはず。

 クライアントマネージャーからでは ******** としか見えません。
 けれど、(付属ソフトの入っているCD-ROMからSetUp.exe を実行して)エアステーションのヘルプに従って、「エアーステーションの暗号化キーを取得」という目的のために進めば、ちゃんと暗号化キーを取得できます。

 自分のマシンの暗号化キーを取得できないと、困るでしょ。自分で自分のパスワードを知らないと、接続不能になります。  (^^);

 本項で示した上記の方法は、私がやったばかりです。私の体験記(実行後のほやほや)ですから、間違いはありません。ちゃんとコピーして、貼りつけました。
Posted by 管理人 at 2010年02月08日 22:36
 暗号化キーを取得するには、「エアーステーション設定」というソフトの入っている CD-ROM が必要です。もし なくしてしまった場合には、メーカーのホームページからソフトを入手できます。機種ごとに違うので注意。
Posted by 管理人 at 2010年02月08日 22:56
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