2011年02月11日

◆ 雪ならエアコン暖房はダメ

 雪のときはエアコン暖房は効かない。どうすればいいかというと、どうしようもない。使わないのがベストだろう。下手に使えば逆効果。

 ──
 
 雪のときはエアコン暖房は効かない。気温が零度以下のときに、みぞれや雪を吸い込めば、室外機はみぞれや雪を凍結させて、室外機そのものが氷で凍結する。最悪ですね。何もしない方がマシ。
 
 で、もしそうなったら? デフロスト機能という機能が働く。(フロスト[凍結する・霜がつく]を解除するので、「解除」の意味の「デ」が語頭に付く。)
 これはつまり、「暖房」スイッチを入れたときに、暖房とは逆の「冷房」が働くことだ。
 「そんな馬鹿な!」と思うかもしれないが、事実である。
  ・ 室外機が凍結状態にある。
  ・ 凍結を解除するために、室外機を温める。
  ・ そのために、冷房機能を働かせる。
  ・ そのとき、室内はどんどん冷房される。

 こうして室外機の凍結状態が解除されたら、その後、ようやく暖房機能が働く。このように凍結を解除する過程が、デフロストだ。

 しかし、デフロストあとでも、みぞれや雪が降っていれば、ふたたび凍結状態となる。すると、元の木阿弥だ。つまり、
   凍結 → デフロスト → 凍結 → デフロスト → ……

 というサイクルが続く。つまり、冷房と暖房とが交互になされる。
 結果的に、気温は波のように上がったり下がったりする。その間、無駄に電気を食うだけで、室温はちっとも温まらない。 (馬鹿丸出し。)

 ──

 じゃ、どうすればいいか? 何もしなければいい。
 それじゃ寒いというのであれば、エアコン以外の暖房を付けるしかない。
 ガス暖房にするか、電気ヒーターにするかだ。

 「ガス暖房がいやだから、エアコンにしたんです。それに今になって急いでガス暖房なんて、無理です」
 というのであれば、電気ヒーターにするしかない。(今は無理でも、来年または来月のことを考えるのであれば、だが。)
 セラミックヒーターやハロゲンヒーターを買うといいだろう。
  → セラミックヒーター
  → ハロゲンヒーター

 セラミックヒーターは、1200ワットぐらいで、部屋全体を暖める。電気を食うが、年に数日ぐらいしか使わないのであれば、特に問題はないだろう。
 ハロゲンヒーターは、300ワットぐらいのものが多い。電気の使用量は少ないが、熱量も小さい。ただ、輻射熱があるので、特定の箇所を集中して暖めることができる。特に、人間一人(つまり自分)だけを暖めるのなら、これが最適かもしれない。人をピンポイントで暖めるので、かなり効率が高い方式だ。

  ̄ ̄
 一方、室内暖房とは別に、冬のあいだずっと使う個人用の道具として、足温器がある。これは効率がとても高い。

    

 小柄な人(女性)ならば、胸のあたりまで覆えるらしい。かなり大きめのサイズであり、暖房機のかわりにもなる。

 というわけで、エアコン暖房が効かないときには、それなりの対策をすればいい。
 「雪やみぞれのときにはエアコン暖房は効かない」
 ということを覚えておこう。



 [ 付記 ]
 大型の電気式ヒーター類もあるが、「価格の安いもの」というのが絶対条件となる。なぜなら、電気をたくさん食う電気ヒーターは、常用するものではなくて、雪やみぞれの日に限って使うだけだからだ。(これならば電気代の心配はしなくていい。使用日数が少ないのだから。)
 しかし、使用日数が少ないのであれば、大金はかけられない。せいぜい 3000円ぐらいだろう。
 それ以上のお金をかけるのであれば、ドライヤーを使う方がマシだ。ドライヤーというのが現実的にはベストかも。(あまり長く使うと、壊れる可能性もあるが。壊れると、火事になるので、ご注意。)
 
 比較的まともなのは、コタツかな。でなければ、電気毛布をかぶって寝てしまうとか。
 奥さんがいるなら、奥さんを湯たんぽにして、二人で抱き合っていればいいでしょう。独身者には毒かな。  (^^);



 【 関連サイト 】

  → 知恵袋

   デフロストについての説明がある。




 【 追記 】 ( 2014-02-08 )
 本項を書いたあとで、次の記事が出た。
 7年前に買ったエアコンが、凄く寒い日だけ動かなくなってしまいます。ナショナルに修理をお願いしたら、……
 「コンプレッサー交換になります。費用は7万円です。」といわれました。
( → 部屋のエアコンが雪が降ると止まるんです。
 大雪の日、いつもと同じように寝る前にエアコンのスイッチを入れました。しかしいくら待っても冷風しか入ってきません。どうやら、エアコンが故障したようでした。
( → エアコン室外機は雪に弱い!

 雪の日に無理してエアコンを動かしても、暖房になるどころか、エアコンが故障するだけかもね。
  



 【 後日記 】

 2014-02-14 の大雪で「エアコンが止まった」とつぶやいたツイート集。
  → http://togetter.com/li/629662
 
posted by 管理人 at 21:53 | Comment(8) | エネルギー・環境1 このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事へのコメント
 暖房コストを計算したデータを見つけた。
 以下、引用。
 ──

2230kcal=2.6kwの発熱にかかる費用
石油ストーブ :17円
石油ファンヒーター:19円
石油FF系 :21〜26円
---------------------------------------------
エアコン(外気温7度・2度・-15度での費用)
COP6(最 新 型):10円・13円・15円
COP5(普 及 機):12円・16円・18円
COP4( 5年落ち):15円・20円・22円
COP3(10年落ち):20円・27円・30円
----------------------------------------------
ガスストーブ :30円
ガスファンヒーター:31円
-----------------------------
電気ストーブ :60円
セラミックヒーター:61円
ハロゲンヒーター :60円
オイルヒーター :60円
蓄熱暖房 :60円
-----------------------------

http://logsoku.com/thread/gimpo.2ch.net/kaden/1235753773/
Posted by 管理人 at 2011年02月11日 22:43
積雪寒冷地でしたら室外機に防雪フードをつけて緩和するのですが、滅多に雪の降らない地域でしたら電気ヒーターあたりが無難ですね。

室外機を軒下や車庫など、雪が当たりにくい場所に設置するのも1つの方法です。夏に熱がこもって困るような場所ではまずいですが。
Posted by けろ at 2011年02月12日 00:08
参考情報。

雪国でのエアコン室外機の設置成功例

http://engawa.kakaku.com/userbbs/124/ThreadID=124-17/
Posted by 管理人 at 2011年02月12日 00:36
参考情報先のhappycommuneです。
最近原発関係の書き込みで一杯なので「雪国でのエアコン室外機の設置成功例」は以下のリンク先をご参照ください。ご成功を祈ります(^_^)。
http://engawa.kakaku.com/userbbs/124/ThreadID=124-17/#124-17
Posted by happycommune at 2012年07月22日 16:11
なるほど(*゚▽゚*)!
勉強になりますね!

おすすめしている足温器!
ぜひ検討したいですね(*゚▽゚*)
Posted by satora at 2013年01月14日 15:55
 本項では理論的に説明したが、実体験の報告もある。

 雪の日にエアコンをつけたら、ちっとも効かなかった……という実体験の報告。
  → http://blog.goo.ne.jp/sakae-dk/e/7c4d6774406ae5b384a26b3e3f1e0bcb
Posted by 管理人 at 2013年01月14日 16:59
雪の日のエアコンは、そもそもヒートポンプの効率が低いから効かないんじゃないかと思ってました。低熱源から高熱源に熱を汲み上げるのだから、低温だと効率が落ちて当然では?
Posted by 井上晃宏 at 2013年01月15日 21:37
 その件は、コメント欄の最初の箇所に書いてあります。数字の比較表。
Posted by 管理人 at 2013年01月15日 21:47
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